2010年07月13日

伊藤仁展 scenarios

ito_1_m.jpg板倉です。

本日は、このブログのページトップの絵でもおなじみに弊社のメインビジュアルを描いてくれた伊藤仁くんの個展が始まりますので、お知らせいたします。

伊藤 仁展 「scenarios」

会期:2010年7月12日(月)〜7月24日(日)
場所:2kw 58

作者のコメントは以下です。

「物語が始まる前の絵」という言葉をテーマに制作しています。
私の身の回りの風景をモチーフにしながら、私という作家の意図や意味を読み取るのではなく、鑑賞者自身が自由に語れる作品を目指しています。


ここから板倉の文章・・・そうそう、「僕」らが作品と対峙する時、作家が何を言いたいのかというのは重要じゃないと思うんです、いつも言っているんだけど。
作品と対峙した時、作品をどう語るかという「僕」の姿勢が勿論あるんですが、一方で最近は作品が「僕」にどう語らせるか、また作品がある種の「許容」を「僕」にどう与えるかという感じがあるのかなと考えていたりします。
そこには作家それぞれのスタイルもあると思うんですが、最近、伊藤くんと話していると、その「許容」を作品というより、一つの個展で作り出そうというのがあると思います。その試み、とても良いと思います、板倉は。

ちなみに物語も、そこに物語があるんじゃなくて(脚本家や監督が物語を構築しているんじゃなくて)、「僕」らが勝手に「物語として」読み取って「物語って」いるだけなんだと思うんです。なにせ「僕」らは物語が好物ですから。
物語が始まる前って、一つと言い方としては、「「僕」らが物語る前」ってことだと思うんですね。

だから僕らは、「物語る」=「物語を進める」ためにも、伊藤くんの個展に行かないといけないと思うんです。伊藤くんの作品、そして個展が僕らに物語を語る「許容」を与えてくれるように、僕らも伊藤くんの作品に物語を与えてやらないといけないのです。だって、伊藤くんは言ってるじゃないですか、「物語が始まる前の絵」を描いていると。そういう意味で、多くの人が伊藤くんの個展には行かないと行けないし、そして多くの人がその物語を語るために必要な「風景」を手に入れようとしないといけないんです。その風景なしでは、「僕」らは物語れないというように。

そして、多くの人が個展に足を運ぶことで、その物語は、豊かになると思います。


あー、なんか勝手に書き走ってしまった(色々と言葉が足らない)・・・けど、こうやって現代美術とふれあうことで、こういうことも考えられるようになった気がする。とにかく僕のつたない文章が少しでも役に立てばと、そして少しでも多くの人が伊藤くんの個展に足を運んでもらえれば嬉しく思います。


と、もし、伊藤くんがこの記事を観て、「おいおいこの画像を使ってもらった困るよ」という場合は、仰ってください。外します。それまでは宣伝ということで、お許しください(2kw galleryのWEBサイトからお借りしてきております)
posted by 株式会社ディレクターズ・ユニブ at 23:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。